彼は何者?
私はいま、抜けがらです。
あるいは迷宮を彷徨ってる?
大野くんの主演ドラマ『鍵のかかった部屋』が終わりました。
視聴率はおそらく今クール平均トップになりそうで、目出度い事です。
10話の裏になでしこが居なければな~、もうちょっと行けそうだったのに。(いえいえなでしこが悪いなんて言ってませんよ)
コメディの大野くんも元気で楽しいですが、こういうドラマで実績が作れたのは良かった~の一言です。
最初は月9なんてちょっと枠厳しくない?『謎ディ』と同じ火10あたりが無難じゃない?なんて思っていたけど全くの杞憂でしたね。
原作の榎本は表向き防犯ショップのオーナーですが、本職は泥棒だそうで、最終回を迎えどう終わらせるのかがとても興味がありました。
原作に沿った形で終わらせるのか?
ドラマ独自の線でいくのか?
そして最終回の正に最後の榎本の微笑・・・
ゾクっとしました。
ブラックとは言えないけど限りなくブラックに近いグレー。
ダーク榎本って感じでした。
大野くんって普段ほんわかしてて、優しい笑顔だけど、芝居で見せる裏のある微笑がなんとも怖くないですか?(それさえ嬉しいけども)
これは原作に沿った形なのかな?
単純にそうと解釈していいの?つまりダイヤをちょろまかして海外にバカンス(逃亡)したってこと?
=やっぱり泥棒だったのねってこと?
うーん、なんかそれも単純すぎる。
何かあるのは確かですよね。
ニセ佐藤(椎名)が自首しても榎本との一件を警察に話してない所をみると2人で密約があったのかとも思うし。
例えば、殺された社長が共同経営の会社から持ち逃げした金は1億だった。
ニセダイヤにすり替えられていた分も約1億円分。
自首して罪を償って、刑期を終えたら元々親の物だった1億で生き直せみたいな。
彼の両親の事とか社長のした事が認められれば情状酌量されそうだし。
「あ、換金とか保管とかいろいろ面倒なことはやっておくから手数料は頂いとくね。」(手数料1割でも1000万円だし)
・・・なーんてやりとりがあったりして。
あくまで私の個人的妄想なので軽く受け流してくださいね。
あらゆる謎を明らかにするみたいな事を番組Pが言ってましたけど、結局判らない事だらけで。
曖昧なままでいいんだろうけど、知りたいのよね。
曖昧な終わり方だったから、後々に繋げるのかな?なんて勝手な想像してしまうじゃないですか。
だから妄想と言う迷宮を彷徨ってる訳ですよ。
某掲示板でいろんな方の感想を見ていると色んな解釈があって、面白いです。
今後期待できるとしても、もう原作が空っぽです。
作者の貴志先生にいっぱい書いてもらわないといけないですね。
暫く待たなきゃいけないな~。
榎本径には戻って来てほしいし、大野くんには新たな役も演じて欲しい。
一応DVDを予約したので、特典映像の中に謎の答えが少しでも入ってるとスッキリするんですけどね。
そうそう、謎と言えば今回のオープニング。
最終回だからなのかヒントがてんこ盛りでしたね。
録画をゆっくり再生しながら見れば判るものばかりでしたが、最後の「609」が判らなくて。
ずーっと悩んでました。
先ほどの某掲示板でこれが正解だろうと思われる答えが乗ってました。
盗まれたダイヤの総額が『6』、『0(ゼロ)』が『9』個で億。
または『0』を「O(オー)」、『9』を「ク」と読めば・・・
6億円になるんですね。
皆さん良く考えていらっしゃる。
はぁ、ドラマが終わってもまだまだ余韻は続きそうです。
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